二〇〇五年二月、ディップは、正社員の転職情報を扱う「ジョブエンジン」のサービスを始めた。このままいけば、近い将来はエン・ジャパンと正面からぶつかることになる。同社が正社員の転職情報事業を始めたのには大きな理由がある。派遣・アルバイトの求人情報市場よりも、正社員の転職情報市場のほうが、はるかに市場規模が大きく将来性も高いと見ているから。また、派遣求人情報を扱う「はたらこねっと」と、アルバイト求人情報を扱う「バイトルドットコム」両サイトの強化にも力を入れている。なぜなら、新規参入事業者も多く、今後は激しい競争が繰り広げられると予想しているからだ。そのためにもまずディップは、得意な分野で足場を固めようと考えている。
とにかく回線業者の回線をいちいち使うのでは、料金がたいへんかさむし、その負担を分ける方法もむずかしいということを痛感したので、国内も国際も専用線でやることに決めました。最初は高いけれども、いったん回線を確保すれば、あとは定額なのでがんばろうと、趣旨書を書きました。日本のインターネットを専用線だけでやるためには、だいたい年間で五〇〇〇万円要るから、一社五〇〇万円で一〇社と考え、資金を集めました。このプロジェクトがWIDE(WidelyIntegratedDistributedEnvironment)です。発足したのは一九八八年。私が大型計算機センターにいて、課金システムに悩んでいたころです。
他の部署は従来のパソコンや携帯電話に向けたインターネットのコンテンツやサービスを作り、その管理をしているが、デジタルホーム事業室は、そのコンテンツやサービスを、新たなプラットフォームに最適化する作業を行っており、コンテンツを作っている部署とデバイスを作っているメーカーの間に立つハブの役割も担いつつ、場合によってはプラットフォームを同時進行で作りながら進めることもある。「さまざまなデバイスで使えるようにすることで、さらに多くの人がいつでもどこでもインターネットにつながることができるようになると思います」新しいデバイスに付随する新しい技術を次々に取り入れながら、ヤフーのコンテンツに対応させ、利用者の使いやすさを追求していくことを両立させるのが彼らの仕事だ。